せっかく注文住宅で戸建てにするならオール電化を検討しますよね。
ただ、今までと暮らし方が変わるので、ガス併用時と比べてメリットが無いとオール電化に踏み切れないというのが本音だと思います。
しかも、ネットで電気料金が5000円以上、高くなったとか目にすると不安になりますよね。
ただ、それはプラン次第だと私は思っています。
確かに初期費用は、高いですが、月々のランニングコストが削減できます。
我が家は2017年5月の電気代は6000円弱でした。
もちろんガス代は掛かっていません。
気候が良かったというのもありますが、家族3人で暮らして6000円はかなりお得でした。
ちなみに太陽光で売却できた電気料が2500円ぐらいありましたので、実際のところは3500円が電気代となります。
ライフスタイルによっては高くなることもありますが、生活にあったプランを契約することでガス併用時より月々の光熱費が安くなります。
では、オール電化についてどんなメリット・デメリットがあるのか見てましょう。
入居後の生活費で削除できる生活費を見つけようとお伝えしていますので、少しでも参考になれば幸いです。
オール電化とは
今までガスで行っていた調理や給湯を含めた家庭内の全てのエネルギーを電気によってまかなう住宅となります。
IHクッキングヒーターはまさしくオール電化と言えばという設備ですよね。
また、オール電化にするならば、電力を自給自足できる太陽光(ソーラーパネル)は必須アイテムとなります。
太陽光が無いとガス併用時よりランニングコストが高くついてしまいますよ。
オール電化のメリット
まずは、オール電化のメリットについて説明します。
火事が起きにくい
IH調理器はガスや火を使わないのでガス漏れでの火事や衣類への着火での火事を減らすことができます。
ただ、気を付けないといけないのは、調理器具を熱し過ぎると発火する可能性があります。
実体験ですが、お餅を食べようと頑張ってIH対応の網を買って頑張って熱し続けたら網が焦げ臭くなってしまいましたので、火事は本当に起こるかもしれません。
火事にならなくってホッとしました!
光熱費が電気代に一本化される
光熱費の支払が電気代のみとなりますので、ガス代が掛かりません。
ガス代がないということは、ガス代の基本料金を支払う必要がありません。
毎月の電気代が若干上がったとしても浮いた分は電気代に割り当てることができます。
キッチン周りの掃除が楽
IHの素晴らしいところは、掃除がしやすいということです。
ガスコンロは部品を一つ一つ取って、くぼみを念入り掃除しますが、IHはくぼみがありませんので、サッと拭くだけできれいになります。
停電後の復旧が早い
オール電化は電力の供給が止まると生活できなくなりますが、災害時のライフラインの中で一番早く復旧するのが電気とのことです。
次に水道で3週間となり最後にガスで5週間となっていたそうです。
生活用水が確保できる
オール電化ならではのエコキュートや電気温水器の中には貯水タンクがあります。
災害時にはタンク内の水を生活用水として使用することができます。
オール電化のデメリット
次はオール電化のデメリットです。
デメリットということはガス併用時の優れているところいうことになります。
初期費用が高い
オール電化にすることで必然的にエコキュートや電子温水器を設置することになります。
貯水できるサイズやメーカーで価格は異なりますが、エコキュートは60万円以上します。
この金額は月々の住宅ローンに入ってくると思うと高いなと思いますが、ライフスタイルに合ったプランを選択することで、相殺することができます。
電気代がガス併用時より高くなることもある
安くなることもありますが、ライフスタイルに合わないプランを組むとガス併用時と比較して高くなることもあります。
また、夜間が安くなる分、昼間は高くなりますので日中誰か家に必ずいる家庭はすこし高く感じるかもしれません。
対策としては、電力を大きく消費する洗濯や食洗機は戸建てのメリットでもある夜間に行うことをおすすめします。
キッチン用品をIH対応に買い替える必要がある
今までコンロを使っていた場合、全て買い替える必要がありますので、買い替え代が発生します。
ただ、今はニトリでも売ってますので、こだわりがなければ安く手に入れることができます。
火力を使う料理には向かない
代表的なところだとチャーハンです。
一気に加熱してさっと作られるのが、手軽で人気がありますよね。
ただ、火が使えないので加熱が弱く、鍋をIHから離せないので、時間が少しかかりムラが出てしまいます。
これに関して、妻は「コツさえ掴めば全然余裕!」と言ってました。
このように料理も一工夫必要になってきます。
停電時は何も使えない
まさしく、おっしゃる通りといった内容です。
何もできません。
持ち運び用のコンロや懐中電灯は常時備えておくことをおすすめします。
小さい子に火の怖さを教えられない
これは、教育方針になってきますので、デメリットかどうかは各家庭で異なりますが、私はかなり悩みました。
火を見て覚える燃えるということを学ばずに大きくなっていく事を不安に思いましたが、キャンプとかで教えることもできると思いましたので、オール電化を選択しました。
まとめ
オール電化は確かにおすすめですが、お子様への教育方針やライフスタイルによっては、デメリットになってしまいます。
ただ、電力の自由化が始まり、電気代も価格競争の時代になってきましたので、毎月の光熱費が安くなったり、カードポイントが付いたりとお得なことが今後もっと増えてくるのかなと感じています。
是非、検討してみはいかがでしょうか。