玄関の広さって気になりませんか?
玄関は家の顔になりますよね。
お客様が来たときや家に帰ってきたときに真っ先に目に入るのが玄関です。
そうなると、少しでも広く見せたいと思います。
では、どのくらいが広く見えるのか、広く見えるポイントがあるのか知りたくありませんか?
今回は家の顔となる玄関の広さについて説明します。
玄関の広さはどのくらい必要?
玄関の広さは通常1坪(1.8畳)以上となります。
賃貸物件で採用されている広さが1坪となりますので、最低でもこのラインはクリアする必要があります。
2坪(3.6畳)以上あるときは広い玄関となります。
玄関を広く見せるポイント
広くはしたいけど、全体的な間取りのバランスや建築面積や建築費用の兼ね合いもあり、簡単に広くはできないですよね。
では、どうやって広く見せるのかポイントを見ていきましょう。
奥行きより横幅を大きくとる
家に招かれたときや、玄関を開けたときどちらが広く感じますか?
1.奥行きがあるけど横幅が狭い玄関
出典:http://sumai.panasonic.jp/sumu2/basic/vol3/index.html
2.奥行きはないけど横幅広い玄関
出典:http://sumai.panasonic.jp/sumu2/basic/vol3/index.html
大体の人は「奥行きはないけど横幅広い玄関」を選択すると思います。
マンションやアパートなどに住んでいると分かるかと思いますが、横幅が狭いと「わっと」感じますよね。
そうです。
この圧迫感こそ同じサイズでも広く見せられていないポイントなのです。
横幅を取ることでベビーカーや車いすなど幅を取ってしまう物を置いても圧迫感は生まれません。
また、縦に一列で並んでると奥行きがあっても狭く感じませんか?
横幅を取ることで2人・3人が横並びになっても余裕がありますので、全体的に狭いという感覚はありません。
このように、奥行きより横幅を広く取ることで全体的に広く見せることができます。
ニッチや窓で奥行きを設ける
ニッチや窓を取り入れることで「玄関はまだ続いていますよ~」といった奥行きを出すこともできます。
以下のサンプルは玄関自体は大きくはないですが、玄関入ってすぐの窓や玄関ドアのスリットなどで採光を取り入れることで、玄関を明るく広く見せています。
LDKへの入り口前にニッチを設置することで、奥行き感をさらに出すことが出来ます。
まとめ
玄関は家の顔で必ず目に入る場所なので広くしたいと考えますが、予算や建築面積の都合で広く取れないことが多くなります。
そんな時は、奥行きを出した玄関ではなく横幅なワイド型の玄関にして広さを演出する必要があります。
また、ニッチや窓を取り付けて、採光や奥行き感を出すことで、より一層、広い玄関となります。
是非、1坪の玄関を2坪以上の大きさに見せる工夫をしてみてはいかがでしょうか。