リビングの横に和室を作る畳コーナーが人気になっていること、みなさん知ってましたか?
若い世代に人気なのが意外ですが、やはり日本人の根底にある温故知新といったところでしょうか。
使い方あってる!?(笑)
今回はフローリング全盛期の中でも人気がある畳コーナーについて私の経験談としてメリット・デメリットを説明します。
畳コーナーとは
リビングやダイニングの一部分に設けた畳スペースになります。
畳スペースには2タイプあります。
バリアフリーを考えて床とフラットにするフラットタイプ。
●小上りタイプの畳コーナー
出典:http://www.aqura.co.jp/gallery/sw0042/detail/1663/
●フラットタイプの畳コーナー
出典:http://www.aqura.co.jp/gallery/sw0042/detail/640/
畳コーナーのメリット ~作って良かったこと
まずは、畳コーナーのメリットです。
寝るのが大好きな私だけにどうしても寝るということに偏ってしまいますが、本当に畳最高です!
子育て世代には助かる
我が家には2歳のチビがいますが、かなり助かっています。
おすわりできないときは、柔らかい畳の上に横にしておくことができます。
また、おすわりやハイハイ・タッチができ始めたら危険が多くなりますが、畳で練習できることで危険度は低くなります。
また、親もオムツを替えるとき畳の上で行うことで、膝を痛めずに済みます。
我が家のチビのお昼寝はいつも畳ですので、身体を痛める心配もなく安心した生活が出来ています。
昼寝に最適
フローリングで寝ると、身体が痛くなりますよね。
私は腰と肩にかなり痛みが来るのですが畳の上だと結構和らぎます。
また、リビングとの間に扉を設けることで一つの部屋になりますので、快適な睡眠が可能になります。
来客時の寝室
お客様にどこで寝てもらうか悩みどころですよね。
自分達の寝室はおかしいし、かといってリビングは・・・ん~となりますよね。
アパートだった頃は、私がソファーで寝るなんてことありましたから、今は考えることが無くて楽です。
なんたって布団を用意しておけば和室が寝室に変わりますから。
ただ、注意が必要です。
プライベート空間を作ってあげないとお互いに気を使ってしまいますので、リビングと和室の間に扉は設置してください。
リビングイン階段の場合は、常に誰かしらは通りますので、必ず扉はつけてください。
畳コーナーのデメリット ~今後気を付けなければいけないこと
次に畳コーナーのデメリットです。
住み始めてから約2年で感じたのは以下の2点でした。
シミがすぐにできる
畳はなんでも吸収してくれます。
水やジュース、油まで吸収できないものはないのか!?というぐらい吸収します。
これが厄介なのは、すべてシミに代わるということです。
そうなると落ちないので、数年したら張り替える必要が出てきます。
我が家は乾燥止めの油を塗ったチビにハイハイされたため、一部が変色しています。
変色など汚れが目立つのが少し難点ですが、気にしないようにすれば、気にならないのかなと私は思います。
私のように気にならないよ~という人にはおすすめです。
ペットが居ると傷だらけ
和室のある家に住んだことがある方なら分かると思いますが、普通に暮らしてても傷だらけになります。
畳がハゲてきて、ザラザラなあの感覚です。
普通に暮らしてても傷だらけになる畳にペットが入るとどうなるか知ってますか?
まず、爪が引っかかりますよね。
その後、気になり始めて爪でガリガリと削り始めます。
結果、あっと言う間にボロボロになります。
和室を設ける場合はペットの対策は必須です。
私の実家は畳がメインでしたので、定期的に張り替えてました。
まとめ
畳コーナーは人気で若い世代でも取り入れられています。
やはり、日本人ならではの感覚が畳への懐かしい感じや安心感を求めていると考えられます。
我が家も畳コーナーを設けたことで、言葉には言い表せない安心感がそこにありました。
また、子育てや来客時など使い勝手も非常によく、家の中で一番使っている場所と言っても過言ではありません。
使い方次第では、書斎や掘りごたつを作って第二のリビングとしても活用できますので、リビングに畳コーナーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
出典:http://www.aqura.co.jp/gallery/sw0042/detail/1430/
出典:https://www.kinoshita-koumuten.co.jp/design-gallery/japanese-style-room.html
SUUMOでは畳コーナーを取り入れた間取りを公開しています。
ぜひ参考にしてみてください。