タマホームは20代での家作りをキャッチコピーとして売り出しているローコスト住宅メーカーです。
ローコスト住宅ということは坪単価が安く、建築費が安いということになります。
安いだけで品質はどうなの?と疑う方もいますが、タマホームはローコスト住宅メーカーでありながら高品質を実現し、人気のハウスメーカーとなっています。
今回は高品質低価格を実現したローコスト住宅メーカー タマホームについて紹介します。
タマホームが高品質で低価格な理由
自社施工を実現
出典:タマホーム株式会社
一般的にハウスメーカーは自社で施工は行いません。
ハウスメーカーから依頼された地域の工務店が現場管理会社となり、電気工事や水道工事は別の会社に依頼します。
結果、依頼先が増えるということは、マージンを支払う先が増えて建築費が上がることになります。
タマホームは全てを自社の施工チームで補っています。
これにより、マージンコストの削減、工期の短縮を実現したことで、安く早く仕上がる住宅メーカーとなります。
材料は生産者から直接購入
出典:タマホーム株式会社
高価格で高品質の国産木材を安定して生産 供給する流通システム タマストラクチャーを構築することで、森林組合や製造工場とタマホームが繋がり、直接購入となるためマージンコストの削減を実現しています。
また、あらかじめ購入先に予算(棟数や量)を伝えることで、安定した価格で仕入れることが出来、市場や景気に左右されない仕組みを作っています。
住宅設備の大量発注
出典:タマホーム株式会社
設備メーカーに予算(棟数や量)を事前に伝えて双方で価格設定をすることで、大量発注を実現してコストを削減しています。
これにより高品質な住宅設備を取り揃えることができています。
また、土地代や建物代などのコスト削減するために在庫のストックや商品開発用の自社工場を持たないようにしています。
タマホームのメリット・デメリット
タマホームのメリット
タマホームの最大のメリットは大手ハウスメーカーと同等の住宅設備を備えながら様々なコストをカットすることで高品質ながら実現した価格となります。
安かろう悪かろうとローコスト住宅は良いイメージを持たれていませんが、企業努力によってタマホームは低価格を実現しています。
また、大安心の家シリーズでは、長期優良住宅の認定を受けることができ、低価格かつ制度での軽減ができるのがメリットになります。
タマホームのデメリット
デメリットは、どのローコスト住宅メーカーでも言えることですが、夢を全て実現するためのカスタマイズをすればするほど、価格が上がるということです。
住宅展示場に行くと低価格ながらかなり豪華に作られていますので、「低価格で実現できるのでは!?」と考えますが、ほぼオプションと考えてください。
なので、同じように実現しようとすると高品質高価格な家となってしまう可能性があります。
住宅展示場に足を運んだ際は、実現したい部分がオプションなのか、相場はいくらなのか確認しておきましょう。